ハタモク 徳島 学生×社会人 対話のシェアリング |
「いきいきと働くために、日本の明日のために。」
物質的にも情報的にも豊かになった今は、個人が特別に意思や目的を持たなくても、与えられたもの だけで生きていける時代です。働くことにしても、とりあえず会社に入って与えられた仕事をしていれば、別に困ることはありません。でも、ふと気がつくと、 自分は「なぜ、ここにいるのか」「何のために働いているのか」がわからなくなっている。そんな悩みをもつ人がたくさんいます。
3・11のあと、「人のために、何か自分にできることはないか」と考える人が増えてきました。大震災に直面して、ひとりの人間としての思いが素直に立ち上がり、自分自身の生き方の問い直しが始まったようにも思えます。
《ハタモク》は、そんな問いの中から生まれました。
2011年5月から、学生と社会人で「何のために働くのか」を気楽に真剣に語り合う《ハタモク》という場の活動をスタートし、2012年1月までに開催した語り合いの場は27回、延べ700人の方が参加してくださいました。
この場を通じてわかったことは、多くの社会人が迷いながらも、自分なりの「働く意味や目的」を考 え続けていること、そして、自分の意思で人生を選び取っている人は「自分らしく働き、いきいきと生きている」ことです。彼らは「会社のモノサシ」ではな く、「自分のモノサシ」を持って働いています。
しかし、じつは、そういうことを考える「きっかけ」に出会えていない社会人もまだたくさんいるように思います。
《ハタモク》では、「働く意味・目的を考え始める『きっかけ』は就職活動前にあることが必要」という社会的な課題に対して、「就活前の学生」と「第一線で活躍する社会人」が立場や年齢を超えて「何のために働くのか」を気軽に語り合う場を創ってきました。
就活前に「働く意味・目的」を考えることが当たり前になっていけば、「安易な大企業志向、有名ブ ランド志向の企業選び」や「就職=内定獲得が目的」ではなく、「充実した人生を送るためのスタート地点」に、就職活動の意味も変わっていくと思います。そ うなれば、自分らしさを発揮して活躍できるフィールドを“自ら”選び、自分らしく働く人が増えて、新しい価値も生まれやすくなるでしょう。
世界で再び日本がキラキラ輝くためには、一人ひとりが「何のために働くのか」という答えのない問いを考え抜く力を養いながら、自分なりの答え(軸)を持って、いきいきと生きている必要があると思います。
《ハタモク》は、まだその未来に向かう入り口に立ったばかりですが、日本、そして自分たちの未来のために、できることから頑張っていきたいと思っています。
これからも《ハタモク》を応援していただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
ハタモク 代表 與良 昌浩
団体概要
◆◆ 団 体 名 ◆◆
ハタモク(働くことの目的を持つ)
◆◆ ハタモクが生まれた日 ◆◆
2011/3/21(名古屋での街頭募金活動)
「ハタモクがどう生まれたか」コラム
◆◆ ハタモクの信念 ◆◆
働くことの意味や目的が持てれば、仕事を通した"生き方"が変わる
◆◆ ハタモクのミッション ◆◆
社会に出る前に、働くことの意味や目的を考えることを、日本の常識とする
◆◆ハタモクの存在意義 ◆◆
『「自分らしく働き、いきいき生きる」人で溢れる社会を目指す』ために、
社会への出方(就職活動のあり方)を変革する
◆◆ 活 動 方 針 ◆◆
学生と社会人で「何のために働くのか」を気楽に真剣に語り合える場を創る、増やす。
◆◆ 組 織 体 制 ◆◆
代表:與良昌浩
学生代表:森大樹(初代)、沼倉佑亮
副代表:生田早智江、苅谷高宏、若山修
学生副代表:北村勇気(初代)、鈴木萌果
2012年度ハタモク実行委員会:大沢富士夫、林良知、森健輔
◆◆ 主 な 活 動 ◆◆
・ハタモク授業の大学を中心とした学校への導入・運営
・ハタモクイベントの開催
・ハタモクサポーター、会員事業
徳島や四国での開催については
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